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キッチンの向きで暮らしが変わる!リフォームで理想の空間を実現2024.09.26 コラム

キッチンでの作業が「少し不便だな」と感じることはありませんか?特に長年同じレイアウトで生活していると、使い勝手が以前ほど良くないと感じることが増えるかもしれません。年齢を重ねるごとに、家事の負担も増える一方で、キッチンの使いやすさは重要な要素となります。

たとえば、「コンロやシンクまでの移動が面倒」、「作業スペースが狭くて調理がしづらい」、「キッチン全体が暗く感じる」といった問題。これらの悩みの多くは、キッチンの配置や向きによって解消できることをご存じでしょうか?

実は、キッチンの向きを変えることで驚くほど快適な空間が生まれることがあります。生活動線がスムーズになり、自然光を取り入れたり、家族とのコミュニケーションが取りやすい空間にしたりと、リフォームによって新たな暮らしの快適さを手に入れることができるのです。

この記事では、キッチンの向きを変えるリフォームに関する基本的なポイントやメリット、気になる費用感について詳しくご紹介します。リフォームを検討する上で大切な注意点も取り上げ、実際にキッチンの向きを変えることで、どのように暮らしが変わるのかをサワムラ工務店と一緒に考えてみましょう。

年齢を重ねると家事の負担は少しでも軽減したいもの。今のキッチンに少しでも不満を感じているのであれば、リフォームの選択肢として「キッチンの向きを変える」というアイデアに目を向けてみませんか?この記事を読むことで、具体的な改善点や費用、そしてリフォームの可能性について、きっと新しい気付きを得られるはずです。

リフォームでキッチンの向きを変えるには?

キッチンの向きを変えるリフォームは、日々の生活を大きく改善する可能性があります。しかし、すべてのキッチンで向きを自由に変更できるわけではありません。ここでは、向きを変えるための条件や、リフォームが難しい場合について説明します。

キッチンの向きを変えるための主な条件

配管の位置 

キッチンには、シンクや食器洗い機などに必要な給排水管やガス管が設置されています。これらの配管がキッチンの壁や床に固定されているため、キッチンの向きを変えるには、配管を移動できるかどうかが最も重要なポイントです。特にマンションやアパートなどの集合住宅では、建物全体の配管システムに影響するため、変更が制限される場合があります。

電気・ガス設備の配置

電気コンセントの位置やガスの配管も、キッチンの向きを変える際に重要な要素です。特にIHクッキングヒーターやガスコンロの位置を移動させる場合、これらの設備の配線や配管の延長工事が必要になることがあるため、事前の確認が必要です。

排気ダクトの位置

換気扇やレンジフードが取り付けられている排気ダクトの位置も、キッチンのレイアウト変更を考える際に確認しておくべきポイントです。ダクトの移動には費用がかかるため、事前に計画を立てておく必要があります。

スペースの確保

キッチンの向きを変える場合、現在のキッチンスペースの広さが十分かどうかを確認することが大切です。特にアイランドキッチンや対面キッチンに変更する際は、通路や作業スペースを確保するためのスペースが必要です。狭いキッチンでは、理想の向きが実現できないこともあるため、全体のスペースを考慮する必要があります。

キッチンの向きが変えられない場合

構造上の制約 

建物の構造上、キッチンの壁が耐震性を保つために重要な役割を果たしている場合、その壁を取り払うことや、キッチンの向きを変更することが難しいケースがあります。特に、柱や梁の位置が固定されている建物では、大規模な工事が必要となるため、費用や工期の面での制約が生じることがあります。

集合住宅の制限

マンションやアパートなどの集合住宅では、建物全体の構造に制約があるため、個別の部屋で大幅な変更ができないことがあります。特に排水や換気設備が共有されている場合、その変更が難しいケースもあります。管理組合のルールや建築基準法に基づいて、リフォーム内容が制限されることも考慮する必要があります。

リフォームの目的と目的に沿った変更例

キッチンの向きを変えるリフォームを考える際、まずはリフォームの目的を明確にすることが大切です。キッチンの使いやすさや家族とのコミュニケーション、見た目の改善など、目的に応じて最適なレイアウト変更が決まります。ここでは、代表的な変更例とそれぞれのメリット・デメリット、そしておおよその費用について紹介します。

壁付けキッチンの向き変更

目的

作業効率の改善、スペースの有効活用

変更例

・壁付けキッチンの向きだけを変える(同じ壁に沿って、位置を変更するなど)
壁付けキッチンは、壁に向かって作業を行うスタイルのキッチンです。多くのスペースを有効に使える反面、家族とのコミュニケーションが取りづらいというデメリットがあります。キッチンの向きを変更することで、作業動線を最適化し、使いやすさを向上させることができます。

メリット

・作業スペースが広く取れる
・費用が比較的安価で済む(配管などの大幅な変更が不要なため)

デメリット

・家族とのコミュニケーションが取りづらい
・キッチン全体が孤立しやすい
・費用相場: 50万〜150万円程度
※配管やコンセントの移動が必要な場合は費用が増加します。

壁付けから対面キッチンへの変更

目的

家族とのコミュニケーションを重視したい、開放感のあるキッチンにしたい

変更例

・壁付けキッチンから、リビングやダイニングに向かって開いた対面キッチンに変更
対面キッチンは、調理中でもリビングやダイニングにいる家族と会話がしやすく、コミュニケーションを大切にしたい方に人気のレイアウトです。また、リビングと一体化した開放感のある空間を作ることができ、キッチンが明るく感じられるというメリットもあります。

メリット

・調理中に家族とコミュニケーションが取りやすい
・キッチン全体がリビングと一体化し、開放的な空間に
・子どもの様子を見ながら料理ができる

デメリット

・配管や排気ダクトの移動が必要なため費用がかかる
・キッチンの収納スペースが減ることがある
・オープンな空間なので、キッチンが常に整理整頓されていないと見た目が悪くなる
・費用相場: 80万〜200万円程度
※配管・電気工事に加え、壁や床の工事も必要になるため、費用は比較的高額になります。

対面から壁付けキッチンへの変更

目的

キッチンをすっきりまとめたい、収納や作業スペースを増やしたい

変更例

・対面キッチンから、壁に向かって作業できる壁付けキッチンに変更
対面キッチンから壁付けキッチンに変更することで、スペースを有効に活用し、作業スペースや収納を増やすことが可能です。特に、調理器具や食器が多く、収納が足りないと感じている場合には、壁付けに変更することで問題が解消されることがあります。

メリット

・収納や作業スペースを広く確保できる
・調理に集中でき、効率が上がる
・キッチンがリビングから見えにくくなるので、プライバシーを確保できる

デメリット

・家族とのコミュニケーションが取りづらくなる
・閉鎖的な空間になりやすい
・壁や収納を増やすため、リビングが狭く感じることがある
・費用相場: 80万〜150万円程度
※レイアウト変更の範囲や工事内容により、費用は大きく異なります。

キッチンの向きを変えるメリット・デメリット

メリット

・生活動線の改善

キッチンの向きを変えることで、調理や片付けの動作がスムーズになり、日々の作業が快適になります。

・空間の開放感

特に対面キッチンにすることで、リビングと一体化した広がりのある空間を作れます。

・コミュニケーションの向上

家族やゲストと調理中でも会話を楽しめる対面キッチンは、特にファミリー層に人気です。

デメリット

・コストがかかる

向きを変えるために配管や電気設備を移動する場合、費用が大幅にかかることがあります。

・工期が長くなる

大規模な工事になる場合、リフォームが完了するまでの時間がかかることがあり、その間の生活に影響を与えることがあります。


キッチンのリフォームを考える際は、自分の生活スタイルや家族構成、そして求める機能性をよく考えて最適なレイアウトを選びましょう。また、費用についても予算に合わせた計画を立て、信頼できる業者に相談することが成功の鍵となります。

有限会社サワムラ工務店ではお客様のお声をお聞きしながら施工することを心がけております。弊社の考えやアイデアも積極的に伝えしているため、優れた発想力・提案力も当社が誇る強みとなっております。

まとめ:キッチンの向きを変えて理想の空間を実現させるために!

キッチンの向きを変えるリフォームは、日々の生活を快適にする大きなチャンスです。壁付けキッチンから対面キッチンへの変更や、逆に対面キッチンから壁付けキッチンに戻すなど、リフォームの目的に応じて様々なレイアウトを検討することができます。家族とのコミュニケーションを重視したい場合は対面キッチン、収納や作業スペースの確保を重視するなら壁付けキッチンが適しているでしょう。それぞれの変更に伴うメリット・デメリットや費用も考慮し、最適な選択をすることが大切です。

また、キッチンリフォームを行う際には、キッチンの天板の高さも一緒に見直すことをおすすめします。適切な高さにすることで、作業中の負担が減り、快適に料理をすることができます。特に年配の方は、キッチンの高さが体への負担に影響するため、使いやすい高さに調整することが重要です。

最適なキッチンの高さの算出方法

キッチンの天板の高さは、**「身長 ÷ 2 + 5cm」**が目安とされています。この計算式に基づいて、各自に最適な高さを算出することができます。

例:身長160cmの方の場合

160 ÷ 2 + 5 = 85cm

このように、自分に合ったキッチンの高さを設定することで、長時間の調理でも腰や肩の負担を軽減することができ、快適な作業環境を整えることが可能です。リフォームの際には、レイアウトだけでなく、こうした細かい部分にも配慮することで、理想的なキッチンを実現できるでしょう。

キッチンの向きと高さをしっかり考慮し、日々の暮らしがより快適で楽しいものになるよう、リフォームプランをぜひ検討してみてください。

有限会社サワムラ工務店は三浦市で3代続く地域密着のリフォーム会社です。部分的な工事から水回りの大掛かりな工事まで幅広く対応をさせて頂いており、特にフルリフォームが得意です。

アフターフォローも充実している当社でキッチンのリフォームについて共に考えましょう。

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